24歳会社員のおにぎりです。
この記事では、20代におすすめの本として
『本気にさせる言葉力』をご紹介します。
ポチップ20代の今、「自分の言葉で誰かを動かせるだろうか」と悩んだことはありませんか？
上司として部下を導く立場になる人もいれば、
仲間と目標に向かって挑戦する人もいるでしょう。
佐々木順一朗著『本気にさせる言葉力』は、
仙台育英高校野球部の監督として全国を戦い抜いた著者が、
自らの経験から導いた「人を動かす言葉の本質」を教えてくれる一冊です。
この本を読めば、自分の全力の姿勢や思いを込めた言葉が、
どれほど人を動かすのかを学べます。
未来のあなたは、表面的な言葉に頼るのではなく、
自分の熱量で相手の心を動かすリーダーへと成長できるはずです。
要約
『本気にさせる言葉力』は、仙台育英高校野球部の監督である著者が、
指導を通して得た「人を動かす言葉の本質」をまとめた本です。
重要なのは言葉の技巧ではなく、そこに込められた思い。
本気で取り組む姿勢から自然と生まれる言葉こそが、人の心に響くと説きます。
監督としての経験から、選手一人ひとりを理解し、状況に応じた声かけの大切さを解説。
仕事や人間関係にも応用できる、20代必読の実践的なヒントに溢れた一冊です。
こんな人におすすめ
- 仕事でチームをまとめる立場を任され、不安を感じている20代
- 説得力のある言葉を身につけたいと考えている人
- 上っ面ではなく、心から人に響く伝え方を学びたい人
本気の言葉は“姿勢”から生まれる
「本気になれば、世界は変わる」
このフレーズに出会ったとき、私は高校時代の陸上部を思い出しました。
インターハイを目指して全力で練習に取り組んだ日々。
最初は顧問の先生の言う通りにメニューをこなし、
2年目からは自分で計画を立て、学外の人からアドバイスをもらい、
試行錯誤しながら努力を重ねました。
結果としてインターハイ出場には一歩届かなかったものの、
自分で立てた目標に全力で挑戦した経験は、今の仕事や生き方に大きく影響しています。
本書で著者が語るのは、まさにこの
「全力で取り組む姿勢から自然と生まれる言葉こそが人を動かす」
という考え方です。
表面的な言葉は簡単に見抜かれる一方、本気の言葉には説得力が宿る
――その真理に強く共感しました。
リーダーの言葉が組織を左右する
仙台育英高校で長年指導を続ける著者は、
監督として「焦らず、どうするかを考える」姿勢の大切さを説きます。
リーダーが焦ればチームは乱れ、言葉も軽くなってしまう。
限られた時間のなかで「では、どうするか」を冷静に考えることこそが監督の役割なのです。
また、著者は「間違いはすぐに正す」「成功体験に固執しない」という姿勢も重視します。
昨年うまくいった方法が次の年も通用するとは限らない。
常に自分たちに合った方法を追求し、進化を続ける必要がある
――これはスポーツに限らず、社会で働く私たちにもそのまま当てはまります。
柔軟に学び続け、最適解を探す姿勢こそが、リーダーに求められる資質なのです。
言葉を生かす“理解力”と“熱量”
本書で心に残ったのは、「言葉のかけ方は人によって違う」という指摘です。
ある選手には厳しい言葉が効果的でも、
別の選手には優しい励ましが必要な場合もある。
相手の性格や得意不得意を理解し、適切な言葉を選ぶことが大切です。
そして、著者が強調するのは「まず自分が熱量を持って取り組むこと」。
自分自身が中途半端な姿勢であれば、
どんなに立派な言葉を並べても人はついてきません。
これは社会人生活にも直結する教えです。
後輩に声をかけるときやチームを動かそうとするとき、
言葉の力を支えているのは自分の本気の姿勢なのだと痛感しました。
まとめ
『本気にさせる言葉力』は、単なる“言葉のテクニック本”ではなく、
仙台育英高校の野球部監督として培った経験に裏打ちされた
「人を動かす本質」が詰まった一冊です。
本気の言葉は、自分の全力の姿勢と熱量から生まれる。
だからこそ、20代の今、何かに全力で取り組むことが大切なのです。
この本を読むことで、あなたの言葉に力が宿り、周囲を動かす存在へと成長できるでしょう。
ポチップ以上、『本気にさせる言葉力』の本音レビューでした。
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