【20代におすすめの本】『うまくいっている人の考え方』の本音レビュー

自己啓発

24歳会社員のおにぎりです。

この記事では、20代におすすめの本として
『うまくいっている人の考え方 完全版』をご紹介します。

「どうして自分だけうまくいかないんだろう」
そんなふうに感じたことはありませんか?

仕事で失敗したとき、周りと比べて落ち込んだとき、つい「自分なんて…」と思ってしまう。
でももし、“自尊心”を正しく育てる方法を知っていたら、、、

『うまくいっている人の考え方 完全版』(ジェリー・ミンチントン著)は、
そんな“自分への信頼”を取り戻すヒントが詰まった一冊です。

この本を読むことで、他人と比べて落ち込む日々から抜け出し、
「これが自分らしい生き方だ」と胸を張って選択できる未来が見えてきます。

ここからは、印象に残ったポイントを紹介します。

自尊心を高める

本書のテーマはずばり「自尊心」

しかしそれは、「自分はすごい」と思い込むことではありません。
本当の自尊心とは、自分をありのままに認め、必要以上に責めない力のこと。

読んでいて印象的だったのは、「完璧を求めない」ということ。

正直、私は自分を完璧主義者だと思ったことはありませんでした。
でも本書を読み進めるうちに、
「一つひとつの仕事に、常に“完璧”を求めていたのかもしれない」と気づかされました。

例えば、プレゼン資料を何度も修正して時間が足りなくなったり、
上司に指摘されるのが怖くて提出を先延ばしにしてしまったり。

そんな自分の行動の裏には、「ミスをしてはいけない」という強い思いが隠れていたのです。

一つひとつの仕事に求められるものは違う。目的に合わせて“十分”を目指せばいい。
完璧を目指すのではなく、状況に応じた“最適”を選ぶ

この考え方を知ってから、私は「もう少し基準を下げてもいい」と思えるようになりました。
そうすることで心が軽くなり、行動のスピードも上がった気がします。

自分の決断に自信を持つ

次に心に残ったのが、「自分の決断に自信を持つ」です。

これを読んで思い出したのは、尊敬する先輩からかけられた
「もっと自信を持っていいよ」という言葉です。

当時の私は、ミスを恐れて意見を言えず、チャンスを逃すことがよくありました。
でも先輩は、私の“迷いながらも考えている姿”を見て、そう言ってくれたのだと思います。

本書にはこんな言葉があります。
「自信は結果ではなく、選択の積み重ねから生まれる」

つまり、自信を持つために“完璧な選択”をする必要はないのです。
たとえ失敗しても、「その時点でベストを尽くした自分を認める」こと。
その積み重ねが、本当の意味での自信を育てるのだと感じました。

自分の決断を信じられるようになると、不思議と周りの評価も変わっていきます。
「自信がある人」は、根拠がなくても“安心感”を与える。
だからこそ、まずは自分の中にある“信じる気持ち”を大切にしたいと思いました。

他人と比べない

「うまくいっている人は、自尊心が高い」と著者は言います。
では、自尊心が高い人はどんな人でしょうか?

それは、他人と比べない人です。

SNSで他人の成果を見て落ち込むこと、誰かの才能を羨ましく思うこと。
現代を生きる私たちにとって、“比較”は避けられない環境です。

他人より劣る部分があっても、他の面ではあなたの方が優れている。
人それぞれ、得意も不得意も違う。
だから、違うという理由だけで悲観的になる必要はない。

この考え方に出会ってから、「他人は他人、私は私」と切り替えられるようになりました。
以前は他人の成長を見て焦ることもありましたが、今は「自分もできることを一歩ずつやろう」と思えるようになったんです。

自尊心とは、「自分を好きになる力」。
それは他人を否定することではなく、自分を受け入れることから始まります。

“いい人生”は日々の選択の積み重ねから生まれる

本書の中で特に心に残った言葉があります。

「いい人生をつくるには、一つひとつの選択の機会を大切にして、いい選択肢を選ぶことだ。」

「いい選択」と聞くと、正解を選ばなければと思いがちですが、
ここでいう“いい”とは、自分の心が納得する選択のこと。

たとえば、
・やりたい仕事を選ぶか、安定を取るか
・休むか、もう少し頑張るか
・人に合わせるか、自分の意見を伝えるか

そのどれもに“正解”はありません。

でも、「今の自分はどっちを選びたいか」と向き合うことで、
自分らしい選択を積み重ねていくことができます。

本書を読んでからは、毎日の小さな選択にも意識を向けるようになりました。

朝の過ごし方、話す言葉、行動の一つひとつが未来につながっている。
そう思うだけで、日々の時間が少し丁寧になった気がします。

読後の変化

『うまくいっている人の考え方 完全版』は、
「自尊心をどう高めるか」を具体的に示してくれる実践的な一冊です。

読み終えたあと、私は次の3つの変化を感じました。

  1. 完璧を目指すよりも、目的に合った“十分”を意識できるようになった
  2. 自分の決断を信じ、行動に自信が持てるようになった
  3. 他人と比べず、“自分らしさ”を軸に生きられるようになった

この3つが少しずつ積み重なっていくことで、
「うまくいっている人」へと近づいていけるのだと思います。

まとめ

本書の魅力は、「自尊心」という難しいテーマを、やさしく、現実的に解説している点です。
どんな環境にいても、どんな状況でも“自分を信じる力”さえあれば前に進める

20代の私たちは、まだまだ迷うことばかり。

でもこの本を読むと、
「失敗しても大丈夫」
「自分を信じて選べば、それが正解になる」
そんな前向きな気持ちをもらえます。

もし今、「自分に自信が持てない」「人と比べて落ち込む」そんな日々を送っているなら、
この本を一度手に取ってみてください!

きっと、“うまくいく人の考え方”があなたの中にも芽生えるはずです。

以上、うまくいっている人の考え方 完全版の本音レビューでした。

コメント