24歳会社員のおにぎりです。
この記事では、20代におすすめの本として
『金になる人脈』をご紹介します。
あなたのまわりに、「なぜかチャンスを引き寄せる人」はいませんか?
同じように頑張っているのに、良い人に恵まれたり、次々と新しい仕事を任されたり――。
そんな人の共通点は、「人との関わり方」にあります。
柴田英寿さんの『金になる人脈』は、“お金になる”という言葉以上に、
人と人のつながりが生み出す「信頼」と「可能性」を教えてくれる一冊。
この本を読めば、
「人脈=肩書きではなく、人としての信頼の積み重ね」という本質に気づけます。
そして何より、「今、目の前にいる人を大切にすること」が、数年後のあなたのキャリアを変える――そんな未来が見えてくるはずです。
要約
『金になる人脈』は、仕事で成果を上げるための「人とのつながり方」を具体的に解説した実践書です。
著者は、「まずは目の前の人を大切にし、行動を通じて信頼を築くこと」が人脈の基本だと説きます。
むやみに数を増やすより、一つの出会いを丁寧に育てること。
服装・姿勢・誠実さといった“人としての在り方”が信用を生み、結果的にチャンスやお金を呼び込む――そんな本質を学べる一冊です。
こんな人におすすめ!
- 人脈づくりに苦手意識がある20代社会人
 - 憧れの人やメンターに近づくきっかけをつかみたい人
 - 本を読むだけでなく、実際に行動して成長したい人
 
感想
出会いを「数」ではなく「質」で考える
本書のなかで特に印象的だったのが、
人脈に関心がある人なら、一つひとつの出会いを大切にするはずです。
という一文です。
社会人になってから、「人脈を広げたい」と思うことは多いですよね。
でも、名刺交換やSNSでつながっただけでは、本当の人脈にはなりません。
大事なのは、“目の前の一人にどれだけ真摯に向き合えるか”。
著者は、「むやみに人脈を広げるのではなく、まずは絞り込んで丁寧に付き合うこと」を勧めています。
最初は狭い範囲でも、信頼を積み重ねることで、やがてそのつながりが広がっていく。
つまり、人脈とは「結果」ではなく「プロセス」なのです。
私自身も、「誰がどんな縁になるかわからない」と気づいてから、出会いの重みを感じるようになりました。
挨拶一つ、メールの返信一つ――その丁寧さが未来を作っていく。
そう思うと、日々の人間関係がぐっと前向きになります。
本で得られない“人との学び”
小泉信三の「百冊の書を読むより、一人の人間に会いなさい」
この言葉にはハッとさせられました。
私自身、読書が趣味で月に10冊ほど本を読んでいますが、「本では得られない学び」も確かにあります。
例えば、誰かと話して初めて気づく価値観の違い。
一緒に行動してみて分かる、言葉では伝わらない信頼感。
それこそが、人と会う意味なのだと思います。
本書を読んで、「読書で得た知識を行動に変えること」が大切だと実感しました。
たとえば、憧れの人がいるなら、思い切って会いに行く。
オンラインでもいい、イベントでもいい。
行動することでしか見えない“縁のつながり方”があるのだと気づかされます。
「見た目」は最強の人脈ツール
柴田さんは、「服装や見だしなみも人脈を築く重要な要素」と語ります。
身だしなみがいい人は、それだけで信用してしまうからです。
この言葉には、思わずドキッとしました。
私もこれまで“中身重視”で生きてきたタイプですが、たしかに初対面の印象は外見で決まる部分が大きい。
身だしなみは、相手への敬意を示す「無言のメッセージ」です。
清潔感のある服装、姿勢、話し方――それだけで「信頼できそう」と思われる。
つまり、外見は“最初の信頼残高”をつくるツールなのです。
明日からでもできる人脈づくりの第一歩として、「身だしなみを整える」という意識を持ちたいと感じました。
信頼は「一緒に頑張った時間」から生まれる
誰かに助けられたり、誰かと一緒に必死になったりしたことほど、心に残ることはありません。
この言葉には、深く共感しました。
学生時代の部活で、一つの目標に向かって努力した仲間との絆。
社会人になっても、同じ方向を向いて挑戦した同僚との思い出。
そうした“共に戦った時間”が、信頼の基盤になるのだと思います。
人脈とは、単なる知り合いの集まりではなく、「一緒に汗をかいた関係」こそが本物。
著者が言うように、「人格が人を呼び寄せる」とは、こういうことだと感じました。
人脈は「行動」から始まる
本書の終盤で印象に残ったのが、
自分から動かなければ何も起こらない
という一文。
たとえば、気になるイベントがあっても「知らない人ばかりだから」と尻込みしていませんか?
私もそうでした。
けれど、行動して初めて、新しい出会いが生まれる。
そこから縁がつながり、仕事やチャンスにつながっていく。
「何がきっかけになるか予想できない」――まさにその通りです。
だからこそ、小さな行動でもいい。
勇気を出して一歩踏み出す人ほど、人脈を“運”ではなく“自分の力”でつかんでいけるのだと思います。
まとめ
『金になる人脈』を読み終えて感じたのは、
「人脈とは“運”ではなく“信頼の積み重ね”」だということです。
丁寧な言葉づかい、誠実な行動、相手を思う心。
そのひとつひとつが、未来の自分を助けてくれる“縁”につながっていきます。
この本は、「人との関わり方に悩む20代」にこそ読んでほしい一冊です。
人脈を“作る”より、“育てる”。
そう意識するだけで、あなたの出会いの質は確実に変わります。
思いは形にすることから実現に向けて動き出すのだと思います。
行動しなければ、縁もチャンスも生まれない。
でも、行動すれば――その出会いが、あなたの人生を動かすかもしれません。
ぜひ一度手に取ってみてください!
以上、「金になる人脈」の本音レビューでした。

 
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